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岡山の仏壇・仏具なら昭和二年創業の昭和堂佛具店

職人の想い

手を合わせる思いに応えられる仏具を届けたい。
昭和堂佛具店と思いを共にする、職人さんのこだわりの手仕事を御紹介します。

御仏壇の職人 御位牌の職人 香匠

御仏壇の職人 御仏壇への気概が違う、魂が込もったひとつのかたち。

御仏壇職人(昭和23年創業)

御仏壇有数の産地徳島の中でも数少ない、全工程一貫生産を行う職人さんです。採算よりも品質を追求したいという、昔ながらの職人魂を持っています。細かな要望にも対応できる、腕の良い職人さんです。

御仏壇の製作工程

乾燥済み原木

水分を除くだけでなく、道管や深部の洗浄も行います。自然乾燥は数年以上に渡ることもあります。

 

製材

乾燥を経た材料から木地を切り出していきます。

木地

木目や強度など、こだわりを持って製作しています。写真は障子の枠部分です。

 

彫刻

対になる部分は均等になるように、細部まで正確に調整していきます。

塗装・コーティング

色合いを整えるほか、表面のコーティングを行うことで耐久性を高めます。

 

組み立て

丁寧に仕上げの研磨をした後、組み立てていきます。

御仏壇を手がける職人から一言

長く使っていただく御仏壇。品質と耐久性へのこだわりを追求したい。

昭和23年の創業より、御仏壇製作一筋にやってきました。
御仏壇の耐久性は素材が乾燥できているかで決まります。
長く使って頂けるよう、自然乾燥の後さらに人工乾燥を経た材料を使用します。また、素材の乾燥段階から十分に吟味します。変化する時代、お客様のニーズに応えられるようデザイン研究を心がける一方で、最高を吟味する目を養い、品質第一のこだわりを持って製作にあたります。各工程にかかわる一人一人が真心をこめて完成させています。

御位牌の職人 繊細な意匠と、想いを込めて心に響く御位牌を製作。

御位牌職人(大正10年創業)

私たちが手を合わせる御位牌。その製作工程には寺院仏具で使われる技術が凝縮されています。伝統的な手作り製法にこだわり、選りすぐりの職人さんたちが揃っています。完成までの全工程を国内の自社工場で行う希少な会社です。

御位牌の製作工程

木地成型

十分に乾燥・吟味された木材を手作業で成型していきます。

 

彫刻

熟練の手で、蓮の花びら一枚一枚まで鮮明に掘り出します。

木地

木地完成後は、一年以上乾燥させます。木やせや塗りやせを抑え、堅牢な御位牌になります。

 

漆塗り

胡粉での下地塗装の後、乾燥・研磨・漆塗り、を繰り返し、何重にも塗り重ねていきます。

乾燥

塗り一度ごとに、数日かけて充分に乾燥をさせます。

 

金箔押し

金箔押し専用の漆を用いて接着。湿度を加えたムロの中で二昼夜以上、乾燥させます。

御位牌を手がける職人から一言

私たちがご先祖様に想いを馳せ、手を合わせる。そこへ使われるご位牌だからこそ、伝統を受け継いだものをお届けしたい。

創業よりこの想いを胸に、良質の材料を用い、より精度の高い仕事を行うよう、常に技の研鑽を心がけております。はじめに木地に施した彫刻が、完成時に最大限生きてくるよう、全工程で徹底したこだわりを持って製作しております。専門知識が無くても、一目見て「綺麗だな」と、皆様の心に響く品を造りたい。位牌一筋でやってきた、当社でしかできない御位牌を、これからも創り続けたいと思っています。

香匠 本当に良い薫りとは何か。その答えを、追求し続ける。

香匠(1804年創業)

お香の歴史は古く、仏教の伝来とともにわが国に伝わり、以降今日まで私たちの文化に深く関わってきました。この職人さんも代々調香の研究を重ねてきた老舗の香匠で、高い技術と情熱を受け継いでいます。「良い香りと出会えた」と思っていただける御線香を昭和堂佛具店ともども吟味しております。長い歴史に培われた香りをぜひお試しください。

御線香の製作工程

香木・香料

香木や漢方香料などの香料を、代々受け継がれた調合バランスを基に調合していきます。

 

調合・香り

調合した香料と、基材となるタブ樹皮粉をお湯を加えて練り上げます。

成型・押し出し

練り上げた材料を線香の形に押し出します。

 

銅切り

隙間なく並べた御線香を、規定の長さにカットします。

積層乾燥

徹底した温度・湿度管理の下、独自技術で乾燥させます。

 

把上げ

規定の量に束ねていきます。その後も寝かせる期間を設け、香りが安定するのを待ちます。

御線香を手がける職人から一言

「少なくても足りる」…それは良い薫りの証し。

香りは量より質が重要と考え続けています。
本当に良いお線香は多く焚かなくても十分に香り、私たちの心に平穏をもたらしてくれます。そのために必要なものとは——。厳選された良質な材料と、それらの持ち味を引き出し際立たせる調香の技術。品質管理も業界や職人の慣例に甘えず、独自の基準を作って管理しています。貴重な天然香料を大切に扱い、その魅力を最大限お客様に感じていただける、そんな香りを創り続けるために、日々研鑽を続けています。

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